SDGsの取り組み
2015年9月25〜27日、ニューヨーク国連本部において「国連持続可能な開発サミット」が開催され、150を超える加盟国首脳の参加のもと、その成果文書として、「我々の世界を変革する:持続可能な開発のための2030アジェンダ(課題)」が採択されました。
このアジェンダ(課題)の中で、人間、地球及び繁栄のための行動計画として、宣言および目標が揚げられました。これが世界を変えるため17の目標と169のターゲットからなる「持続可能な開発目標(SDGs)」です。
私たち、トリゼンフーズを含むトリゼンホールディングスでは、九州産銘柄鶏「華味鳥」を育て提供する企業として、「持続可能な開発目標」の17のゴールのうち、主に次の8つの課題解決を目指します。
子供たちにお腹いっぱいの愛情を
孤食や貧困でつながりが薄くなっている異なる世代を繋ぐ場所を作りたかった、との想いから、【ななカフェ】主催者の桐島さんは2016年より子供食堂を始められました。
その想いに賛同し、立ち上げ時より華味鳥のお肉や商品を提供し続けています。
現在(※2024年)は上記のほか、10箇所以上のこども食堂やフリースクール等にも食材を提供しています。
また災害時には被災地へ車いっぱいの商品を詰め込み、炊き出しのお手伝いや、盲導犬協会へのサポートも継続していきます。
博多、そして九州を元気に
商品やサービスに【博多】を冠する者の責務として、【博多】の伝統・文化を広く後世に伝える活動をサポートしています。(協賛実績:博多どんたく、博多祇園山笠)
また立ち上げ時より支援しているNPO法人「九州プロレス」は、プロレスだけでなく施設の慰問活動を精力的に行ない、福岡だけでなく九州各地へ元気を届けています。
華味鳥を育てて環境改善
華味鳥を育てる過程で排出される鶏糞を、独自開発したバイオエキスを散布して肥料化したものをブロック状に固め、海や干潟などに設置することで、魚のエサでもある植物プランクトンの成長に必要な栄養塩が緩やかに溶け出し、豊かな海づくりに繋がっています。
また川や池などに堆積したヘドロ化した有機物は、バイオエキスで分解し、悪臭対策などの環境改善にも。
私たちは華味鳥を育てる企業として、排出される鶏糞まで責任を持って有効活用し、海や畑の環境を改善しながら、生態系の回復と持続可能な利用を促進していきます。
産学連携の取組み
中村学園大学との共同の取り組みで、子どもたちと一緒に鶏を丸ごと調理する体験を通して、命をいただく意味を学ぶ食の学校を開催しています。
私たちが大切に育てた「華味鳥」を余すことなく調理し食する事で、フードロスについても考えるきっかけとなっています。